【お金儲けが下手くそなんです】
昨日はお昼から9月挙式のお客様と打ち合わせ。
その後は夕方から以前のお客様の来客があったりと、賑やかな週末でした。
(サロンのワイン2本空きました)
この夏!
結婚式への打ち合わせや準備を進める新郎新婦さんも多いとは思いますが。
「少しでも違和感を感じたらそのままにしない」ことを大切にして下さいね。
ちょっとした違和感。
会場やプランナーや予算に抱いてしまうその違和感が、式に近づくにつれて大きな「不信感」に育ってしまうことがよくあります。
ちょっとでも気になることがあれば全部スッキリさせて、結婚式に臨めるように全ての新郎新婦さんへ進言します。
昨日のお打ち合わせもそうですが、弊社では「売価がこのくらい」「弊社の手配料はこのくらい」。
または、
「この商品は個人でも注文できるのでご自分でやられるならこの価格で済みます!」
「弊社でも手配は出来ますが、その際は一つ当たり○○円頂いてます!」
なんて話を包み隠さず全部しちゃうんですね・・・。
そうすると、時間に余裕が無い方やクオリティを求める方は、少し多めに支払ってでも我々に手配を依頼することが出来ますし。
「安く済ませたい!」と思っている方は自分たちでやる、という選択肢があるのです。
僕らの最終命題は「全員が気持ちよく結婚式を迎えられること」なので、そのプロセスはそれぞれで良いのです。
時間や手間、費用やクオリティ。
優先順位は新郎新婦様それぞれによって異なります。
全員に同じようなテンプレートを突きつけるような商談や準備は一切しません。
昨日もお客様が帰られてから、見積もりを叩いて「良心的やなー!」と自分でつぶやいておりましたが。
相変わらず僕はお金儲けが下手くそなようです。
頑張ろ。
——
そんな中、先日はお花屋さん、ドレス屋さんを引き合わせた後しばし打ち合わせ(というか雑談)。
ウェディング好きのおじさんが三人集まってなんやかんやと話をしておりましたが。
「三人寄れば文殊の知恵」とは全くいかず。
これがまた、揃いも揃ってお金儲けが下手くそなオジサンたちなのです。
これは何年も前からそうなのですが、どうやら僕の周りには本当にお金儲けが下手くそな人ばかりが集まって来るらしく。
どこまでいってもお金の話にはならない上に、「誰かが誰かを儲けさせてやる」という構図に全くならないのです。
その代わりに恩や徳。
何よりも「お客様の為に!」汗をかいてくれるような方々ばかりなので、お互いのピンチには損得抜きで力を出し合うような素晴らしい関係の方ばかり。
そして常に自社の利益だけでなく、業界全体や日本全体を見渡しながらビジョンを描いて、その中で大局的に動いているような仲間ばかりなので話していても学ぶことだらけなのです。
想いで集まった業者さんやスタッフたちと、お客様ファーストでお仕事できる日々。
結果が出るのはまだまだ先になりそうですが、
全員が「新郎新婦の笑顔の為に」と同じ志で同じ方向を向いている方々との毎日は、この上なく幸せな働き方なんだろうと思うのです。
大切な人生をこうした心構えで送りたい。
(松下幸之助)