【そもそも10連休ってどうなのっていう話】

大型連休もおしまい。

今日からお仕事の方もずっとお仕事だった方も。

心機一転令和モードで頑張りましょうね。

 

 

この10連休中に「平成」が終わり「令和」を迎え。

日本は新しい時代に突入しました。

 

サービス業や観光産業、

このGWに多くの人たちが楽しむために陰日向になってお仕事をされていた皆さんには頭が下がります。

 

 

かくいう僕も昨年までは店舗があったので、

大型連休は“お客さん増”“スタッフ減”“物流減”

みたいなハードモードを謳歌しておりました。

 

今年もしっかり10連勤ですが、

今までのそれに比べたらマイペースを許される分だけ負担は段違い。

 

———–

この「10連休」というシステムそのものについて。

開始前から各所で議論されていました。

 

「日本人は働き過ぎ」

「長時間労働」

「休暇が取りにくい」

「働き方改革」

そんな言葉が叫ばれ出して久しい昨今。

ちょっと気になったことがいくつかあるのです。

 

 

それは、

「なんだかんだ言って日本人って結局同調民族なのよね」ってこと。

 

 

 

つまり。

本来であれば全体を強制的に休ませる「10連休」なんてシステムでは無く、各々が休みたいときにちゃんと休めるようなシステムづくりが大切だと思っています。

 

なのにそうならないのはなぜか。

本当に「有給休暇が取りにくい」会社や社会のシステムだけが原因なのか?

僕はそう思いません。

なぜなら、日本人は

「みんなが休んでいるときは自分も休みたい。」

「みんなが働いているときには自分も働いていないと不安になる。」

「自分だけ休んでいると罪悪感が生まれる。」

 

 

つまり、「みんなと一緒」じゃないとそれだけで物凄い不安に駆られてしまう。

そんなメンタリティを持っているということがよーく分かるのです。

 

 

だって。

こんな大型連休に。

日本民族大移動みたいな時期に。

混雑している中に飛び込んだり。

高い交通費を払ったり。

ボッタク・・・高い観光地のお土産や食事に惜しみないマネーを支払ったり。

 

 

僕には苦行として思えんのですよ。

でもね。

皆さんそれをちょっとだけ嫌そうな顔しながら、

本当はめちゃくちゃ楽しんでいらっしゃる。

 

 

だって多分、

ガラガラのディズニーランドに行って、テンションが上がるのは最初の30分くらい。

それからは「なんでこんなに空いてるんだ!?」「本当に今日は休日なのか!?」とかいろいろ不安になり出して。

楽しめなくなっちゃいそうなのが日本人ですよね。

 

そのうち人がめっちゃ入場してきて。

アトラクションが120分待ちとかになると、

「あぁー。混んできたなー嫌だなー。」とか言いながら。

きっと安心してるんでしょう。

きっとその方が楽しめるんでしょう。

 

 

だって、空いてる店では不安になってるじゃないですか。

混んでる店は無条件に信用するじゃないですか。

 

誰も見向きもしないような商品を「俺はこれが好きなんだ!」って声高に言える人、実は少ないじゃないですか。

 

それが、日本人。

そんな奥ゆかしくてシャイで可愛らしいところも僕は大好きですが。

 

今回僕が言いたかったのは、休みが取れないのを会社や社会のせいにするんじゃなくて。

「同調圧力」みたいな言い方をして被害者ぶるんじゃなくて。

 

 

「いや、キミたち。

平日も自由に休みが取れるようになったとしても。

どうせ今まで通り平日は働いて土日に休んで、混雑してるトコ行くんでしょ?

それが好きなんでしょ?」

 

ってことです笑

 

 

一番多忙な人間が一番多くの時間をもつ。

(アレクサンドル・ビネ)

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