【オーダーメイドの結婚式に『最初の見積もり』が存在しない理由】
「まず見積もりを下さい」
ありがたいことに、お問い合わせをいただく中で、ときどきこんなメッセージをいただきます。
「まず見積もりをいただけますか?」
もちろんその気持ちはよく分かります。
結婚式は決して安い買い物ではありません。
だからこそ「いくらくらいかかるのか」を最初に知りたいのは当然です。
ですが私たちはこの質問に対して、最初から正確な見積もりをお出しすることはできません。
それには理由があります。
今日はそんなお話。
■私たちは「商品」を売っているわけではないのです
例えば家電なら「このテレビはいくらです。」と答えられます。
レストランでも「このコースは8,800円です。」と価格が決まっています。
しかし私たちが作る結婚式には「定価」がありません。
新郎新婦様が違えば
人生も違う。
家族も違う。
友人も違う。
価値観も違う。
そして、結婚式で叶えたい未来も違います。
だから当然、作る結婚式も一組ごとにまったく違うものになります。
■伝えられるのは「前例」や「相場」だけ
もちろん
「50名様ならこれくらい。」
「神社婚ならこのくらい。」
「レストランならこのくらい。」
という前例や相場はお伝えできます。
ですがそれはあくまで参考です。
その数字が、お二人にとって最適な金額とは限りません。
逆にその相場より安く実現できる場合もありますし、高くなる場合もあります。
すべてはお二人がどんな結婚式を目指しているか次第なのです。
■私たちが最初に知りたいのはふたりの「最終目的地」
私たちが最初にお聞きしたいのは「いくらですか?」ではありません。
「どんな結婚式をしたいですか?」でもありません。
もっと先にある「その結婚式で何を叶えたいですか?」ということです。
誰に何を伝えたいのか。
どんな一日にしたいのか。
何年経っても思い出せる一日にしたいのか。
結婚式が終わったあと、どんな気持ちで帰ってほしいのか。
その”最終目的地”が決まれば、
そこへ向かうルートはいくつも考えられます。
結婚式は「目的」ではなく感謝や愛を伝えるための手段。
そこまでの行き方は十人十色。
”みんなちがってみんないい”なのです。
■ゴールとルートが決まって初めて費用が決まる
目的地も決まっていないのに交通費だけ計算することはできません。
北海道へ行くのか。
沖縄へ行くのか。
飛行機なのか。
新幹線なのか。
車なのか。
それによって必要なお金はまったく変わります。
結婚式も同じです。
ゴールが決まって初めて
・必要な演出
・必要な人員
・必要な会場
・必要なアイテム
そして必要な費用が見えてきます。
だから私たちは、見積もりより先にカウンセリングを大切にしています。
■予算ももちろん大切です
もちろん皆様それぞれにご予算があることも理解しています。
そして”一万円の価値”も人によって様々です。
だから遠慮なく「上限は○○万円です。」と教えてください。
その範囲で何ができるのか。
何を優先し、何を工夫できるのか。
プロとして最大限のご提案をします。
※ゼロ回答はしません
予算は制限ではありません。
アイデアを生み出すための条件です。
■「同じ見積もり」は存在しません
私たちがゼロから作る結婚式はすべてがオーダーメイドです。
つまり「まったく同じ見積もり」はこの世に一つも存在しません。
それぞれの人生に合わせて設計し、
それぞれのご家族に合わせて組み立て、
それぞれの想いに合わせて創り上げます。
だからこそ唯一無二になるのです。
誰かと全く同じ人生が無いのと同様に。
全ての結婚式は「あなたたち二人だけのもの」です。
■最後に
もし
「とにかく一番安いところが知りたい。」
「価格だけ比較して決めたい。」
ということであれば、私たちはきっと最適な会社ではありません。
恐らくはお力になれないと思います。
テンプレートのパッケージを定額で販売している会場へ行くことをお勧めします。
価格だけを比べるサービスは、世の中にたくさんあります。
一方で
「自分たちらしい結婚式をゼロから一緒に創りたい。」
「人生に一度だから、ちゃんと意味のある一日にしたい。」
そう考えてくださる方とは、きっと良いご縁になると思っています。
勿論「高額であればよい」という話ではありません。
同じように「安ければよい」というものでもないと思っていますので。
まずは見積もりではなくお二人のお話を聞かせてください。
そこから初めて、お二人だけの結婚式と、お二人だけの見積もりが生まれます。
結婚式もお金も、あくまで「手段」でしかないのですから。






