【台風一過 感謝に気付かされる日々～嬉しいこと三つ】

猛威を振るった台風19号。皆様被害の方は大丈夫でしょうか。

散々ニュースを見続けていたので「大丈夫でしょうか」もへったくれもないんですが。

 

昨年大阪を襲った6月の「大阪北部地震」と9月の「平成30年台風21号」。

 

いずれも個人的には大きな被害は免れたものの、近隣区域に甚大な被害をもたらしました。

当時は会社や店舗、周囲のスタッフを守るのに必死で毎日のようにバタバタしており、地元東京や全国の友人知人から届く心配や協力のメッセージに感謝の毎日だったことを思い出します。

 

 

翻って今回の台風19号。お陰様で大阪エリアは平穏でした。

 

そしてニュースで度々報道される地元エリアをはじめ東京、関東、東北の被害の数々。

 

関東は出身地。長野には祖父の生家があり、また東北は震災以降復興支援に携わった多くの友人知人がおります。

 

“多摩川、浅川が氾濫”と言われると、実家から歩いても15分程度の距離であり度々肝を冷やしながら報道を眺めていました。

 

 

今回感じたこと。

災害や騒動の渦中にいる場合はまだいいんです。

自分の周りのことなんてどうにでもなるし、目の前の人を守るすべも何かしら対処できる。

地球が滅んでも何とか生きていけそうな気がしているタイプです。

 

 

それよりも今回。遠く離れた場所の被害状況を、何も出来ずにただ眺めている状況。

ニュースで地名が流れる度に、そこに住む誰かの顔が必ず思い浮かびただひたすらに無事を祈る。

 

この方が遥かにしんどく、苦しく、眠れない夜を過ごしました。

 

 

そう考えると昨年時は僕自身が多くの方にそういう思いをさせていたんだなーと。

申し訳ないやらありがたいやらで、また新たな感謝に気づかされた今回の台風です。

 

 

———

さてそんな中！台風一過の昨日は気分も一転。

（まだ大変な地域があるのは重々承知してますが）

素敵な出来事が三つも起こりました。

 

 

一つ目は予定されていた結婚式＆二次会が無事挙行されたこと。

 

”当たり前“が当たり前ではなくなるこのようなタイミングに、”予定通り“行うことが出来たことだけでも十分に感謝です。

 

勿論交通状況により列席できなかったゲストもいらっしゃったことは残念ですが、新郎新婦さんはホッと安堵の表情を見せてくださいました。（“こんなに盛り上がった二次会は初めて！”のお声を頂きました）

 

 

物事は常に100％を満たすのが理想。

しかしそれが不可能な時に、如何にして100％に近づけていくかが手腕の見せ所。

 

今回に関して言えば、すべての手配物やプログラムは予定通りに設定することもできたので無事に一安心といったところです。

 

勿論、今回のような有事の際にも各業者様や大勢のスタッフが「いつも通り」の為に。

新郎新婦様の為に本気で走ってくれています。

 

 

台風の前に前倒ししてギフトや景品を納品してくれた業者様。

12日台風の真っただ中にも関わらずケーキを作り納品してくれたケーキ屋さん。

台風翌日でも文句ひとつ言わず当たり前のように出勤してくれた店舗スタッフや弊社スタッフ達。

 

本当に感謝しております。ありがとうございます。

 

（弊社史上最強に濃いパーティスタッフでお遣い頂きました10/13のパーティ。多分大阪一クセの強いブライダル会社。）

 

 

——-

二つ目は、今回弊社で発表した「台風被害で結婚式を吹っ飛ばされた新郎新婦様への救済“利益ゼロ婚”プロジェクト」

 

 

 

こちらに賛同して頂いた三重県のブライダル会社「ノンルーフウェディング」様が、弊社と同内容での「利益ゼロ婚」新郎新婦様救済プロジェクトを立ち上げて下さいました。

 

 

https://resort-wedding.nonroof.com/archives/3156

 

 

ただTwitterで見ただけの、会ったことも話したこともない遠方の同業者さん。

想いに共感してくださり、更に「触発されました！乗っかります！」と「東海支部（グァム支部）」として救済支援プロジェクトを立ち上げて下さりました。

 

 

勿論僕のため、弊社のためではないのですが、共感してくださる方がいることは大きな励みになります。勇気になります。

遠慮せずに感謝の言葉を伝えさせていただきます。ありがとうございます。

 

 

僕の人生の理念は”Pay it forward”

善意の連鎖反応。感謝と笑顔の大きな輪を作ること。

 

 

顔も知らない相手と想いで繋がれたこと。

そしてそれはきっと、近くにいても想いが通じないような相手よりも、はるかにぶっとい絆なんだろうなと改めて思うのです。

 

 

今回の二社による救済プロジェクトが、今尚悩まれている、苦しまれている、多額のキャンセル料で結婚式を諦めているすべての新郎新婦様へ届くことを願っています。

 

 

 

——–

三つめはうちの奥様。

 

やはりうちの奥様は最強でした。

 

人間は有事の時。

特に今回のような災害で余裕が無いような時にこそ“本性が現れる”とよくいいます。

 

 

12日は早めに帰宅し台風の報道をいろいろ眺めていましたが、そんな折に

「大祐さんはどうせこういう時誰かの為に動いちゃうだろうから。私は私で自分の身を守れるようにします。」

という台詞や。

 

僕が誰かのことで被害を心配している際に、全く同じように自分事として一緒に心配し祈ってくれるところや。

 

更に上記のように「全然儲からないプロジェクト」を仕事として立ち上げた際にも一切反論せずに、

「こんな世の中の為になることないよ！これで一人でも救われる人がいるといいね！」と共感してくれるところや。

 

 

一切山田家の得にも自分の得にもならないようなことばかりをしている僕を、黙って、温かく支援してくれているうちの奥様。

 

最強ですね。すごいと思います。

素直に尊敬します。

 

———-

まぁそんなこんなで。決してのろけではありませんが。

 

僕の周りは相変わらず尊敬できる人たちばかり。

 

素晴らしいご縁に恵まれていることを、改めて気付かされ感謝させられたこの10月三連休でした。

 

 

最後に!

先のブログにも記しましたが、

今回の台風19号で結婚式を吹っ飛ばされ。延期や中止、或いは多額のキャンセル料金に泣かされたすべての新郎新婦様へ。

 

 

弊社は救済プロジェクトとして

「利益ゼロ婚」を立ち上げました。

 

全ての物品や手配物を原価にて提供し、弊社のプロデュース料金は一切頂きません。

限りなく自己負担ゼロでの結婚式をお届けすることが可能になります。

 

そして今、共感してくださる方が続々と・・・。

 

 

 

 

 

どうぞお近くの新郎新婦様、お知り合いへお伝え下さい。

一人でも多くの新郎新婦様に笑顔の結婚式が降り注ぎますように。

微力ながら「我々に出来ること」

引き続き全力でさせて頂きます。

 

 

 

 

今この瞬間にあなたが無常の喜びを感じていないとしたら、 理由は一つしかない。

自分が持っていないもののことを考えているからだ。

喜びを感じられるものは、全てあなたの手の中にあるというのに。

（アントニー・デ・メロ）