【失敗を許せる世の中に】

今日は一日デスクワークの日。

突然、携帯が鳴るとそこには懐かしい名前が。

 

電話の主は飲食事業部時代、店舗にて働いてくれていたスタッフ。

現在の職場で雇用保険の手続きをしようとしたところ、前職である弊社と現職場との調整が必要で・・・という依頼の連絡でした。

 

 

 

 

実は彼、ちょっとしたトラブルを起こしてしまい弊社を退職したスタッフでして。

故意に起こしたトラブルではなかったのですが、実際には社外やご家族をも巻き込むような形でそれなりに大事になってしまい、当時私は上司として事の終息に当たったのでした。

 

 

とは言え、永年尽力してくれたスタッフでしたし、こちら側としても悪意がないことは分かっていたので。

双方に(向こうは知らんけど)特にわだかまりがあったわけでもなく。

 

けれども”迷惑を掛けた、掛けられた“という関係で何となく疎遠になってしまっていたのでした。

(実際は飲食店のアルバイトやスタッフで綺麗に退職する人は半分もおらず笑 疎遠になりがちなのです)

 

 

そんな中あった今回の電話。

「必要に応じて」「仕方なしに」であったことは勿論なのですが、何となく僕は嬉しくて。

 

 

 

「元気そうでよかった!」

「今は堀江にいるから遊びにおいで!」

 

そんな言葉で電話を切ったのでした。

 

 

 

 

思えば現代社会はミスや過ちに対して非常に非寛容的であって。

 

少しのミスでも断罪され、大きなミスならあたかも一生贖罪を背負うかのような風潮があるような気がします。

 

 

勿論そこに故意か過失かの差はあるものの。

10代、20代のうちの失敗なんて人生のカウントにもならないと思うんですね。

 

 

そんなことを言い出したら僕は一生謝り続けなければならないくらいに人に迷惑をかけ続けて来たし。

 

特に20代の頃にお世話になっていた方々なんて、顔も合わせられないくらい毎日のように迷惑を掛け、怒られ、許されの繰り返しでした。

 

 

その度に逆転奮起を許して貰ったり。

お互いに納得いかない時にはお酒を御馳走になりながら延々と議論を続けたり笑

 

 

とにかく僕がお世話になってきた「オトナ達」は皆一様に僕の失敗や過ちを寛大に許してくれました。

これは「人に恵まれてきた」としか言いようがないですが。

 

 

そんな僕ですから、出来るだけ若い人たちの失敗には寛容でありたいと思っています。

せめて自分が迷惑をかけてきた分くらいは、みんなも掛けてイイよ!と。

 

 

大きな失敗や過ちを犯してしまった場合でも、時間が風化させてくれることがたくさんある。

お互い歳を重ねて大人になって、笑い話に代えられるようなことだってある。

 

 

大切なのは上に立つべき大人たちが、失敗を許せるような寛容な姿勢を見せること。

ワンアウトで退場では無くて、せめてスリーアウトまでは許せるような度量を持つこと。

 

 

そして若い世代へは、

「失敗はしてもいい」

「謝り方だけはしっかり覚える。」

「潔く!正直に!気前よく!」

ということを常に口に出して伝えていくことだと思っています。

 

 

 

毎日マスコミが取り上げるのは誰かのミスや失敗や失言だったりと。

なんだかせせこましく感じられる世の中ではありますが。

 

せめて我々大人たちだけでも余裕を持って、寛容でありたいですね。

 

若者のミスを許せる社会に!

 

 

 

 

こちらが悪ければ、悪い人間が寄ってくる。
こちらが信用することによって、信用される人間が生まれる。

(本田宗一郎)

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