【LGBTQウェディング②】

前回の続き。

 

先日受講した『LGBTQ ウェディングセミナー』より。

 

今なお大手の結婚式場では、

「同性カップルお断り」を掲げているのが実状。

 

 

まずはその理由について、今回のセミナーを受けての僕なりの見解。

 

 

①前例のないことはやりたくない

→これは特に日本人、そして日本企業の典型的な思考。

 

誰もやったことがないことや、自分(自社)がやっていないことに取り組むのがとにかく怖いんですね。

これはLGBTQに限らず全てに言えることですが。

 

特に大手になればなるほどリスク回避でこの判断をする事が多いのは明白です。絶対にファーストペンギンにはなれない思考です。

 

 

②セクシュアルマイノリティに対する知識がない

→「じゃあ学べばいいじゃん」と思います。

が、そこまではしたくない。

まぁ要するに「面倒臭いからやりたくない」って事です。

 

“余計な仕事を増やしたくない”

“どうせやってもやらなくても給料変わらんし”

 

目の前で困っている人を助けることよりも自己保身。

典型的なジャパニーズサラリーマン思考ですね。

(こういう人をビジネスマンとは呼びたくない)

 

 

③「LGBTQウェディング」が繊細なのでクレーム等のリスク回避

→①②とも共通しますが、とにかくクレームが怖いと言う思考。

基本的に人間は「知らないことに恐怖を感じる」のは当たり前です。

知らないからやりたくない、食べたことのないものは食べたくないというやつです。

 

「知らないことを知りたい」

「やったことがないからワクワクする」

そう考えるのはフロンティアスピリッツがある人だけの様子。

 

多くは“知らないから怖い”“怖いからやりたくない”こんなところで思考停止してしまうんです。

 

特にセクシュアルマイノリティに関しては、続々と新しい情報や新しいカテゴリーが登場しているのも事実。

 

TVで見ているだけの情報程度で取り組むのは危険と言う危機回避思考です。

 

特に身近にセクシュアルマイノリティの方がいない(少ない)場合は、余計に「異端分子」として避けて通る傾向が強いように思います。

 

 

 

 

——

 

そんな感じで、

『みんなが食べてみて安全だったら食べるよ。でも今は食べたくない。』

と言うのが多くの日本のウェディング業界の様子。

(と言うか日本社会全体よね)

 

 

 

まあ僕は遠慮なく食べますけどね。

 

みんなが避けても僕は食べます。

 

誰も食べたことのないものを最初に食べられる。

 

ちょっとお腹壊すかもしれないけど。

 

 

自分の歩いた後に道が出来て、

そこをまた未来の誰かが歩いていくなんて。

最高に楽しいじゃ無いですか。

ワクワクが止まらんじゃないですか。

 

 

ましてやそれで喜んでくれる誰かがいるなんて。

自分もワクワク。誰かも笑顔に。

これを避けて通る理由が何一つ見当たらない、ってのが僕の行動原理です。

 

 

と言うわけで。

“PARTY UP!”Wedding Produce はセクシュアルマイノリティの方々の為のウェディング。

 

「パートナー婚」や「LGBTQ婚」に積極的にご協力します。

 

 

 

とは言え。

 

まだまだ僕たちの知識もにわかです。

 

マイノリティの皆さんの全てを理解したわけでもありません。

 

もしかしたら、気分を害してしまう事もあるかもしれません。

 

 

その時は遠慮なく叱って下さい。

遠慮なく教えて下さい。

 

だってそれは、全ての男女カップルに対しても同じ事。

 

目の前にいるカップルが同性同士であれ、異性同士であれ僕らは一切関係ありません。

 

 

そこにはただ、

幸せな結婚を。

最幸の結婚式をしたいと。

そう願うカップルがいて。

 

その願望を力の限りを尽くして叶えようとするプロフェッショナルがいる。

 

 

 

ただそれだけのお話。

 

そこに年齢や性別は一切関係なく。

 

お客様とプロの魂のぶつかり合いなんです。

 

 

——

 

この一年半、多くの神社や教会さんと挙式に関しての打合せをさせて頂きました。

 

実はその中で僕が必ず聞いてきた事。

 

『同性婚のカップルさんはいかがですか?挙式を受け付けて貰えますか?』

 

 

数ある中で神社一社、教会一件だけですが、

 

「これからの時代に合わせてお受けする事も考えます。」

 

と前向きなお約束を頂きました。

 

これが弊社“PARTY UP!”Wedding Produce の強みです。

 

(実は山田は一年半前からLGBTQウェディングの仕込みを始めてたんですね。偉いですね。)

 

 

 

同性カップルの皆さんも異性カップルの皆さんと同じように。

本物の挙式。

本物の結婚式を挙げて頂きます。

 

そしてその為の道作り。

 

努力と引き続きの学習をお約束します。

 

 

 

何度でも言います。

 

僕らが望んでいるのは、

 

『全ての人たちが幸せな結婚を。最幸の結婚式を挙げられること。』

 

ただその一つ。

 

年齢が若い人もそうでなくても。

 

お金がある人も無い人も。

 

セクシュアルマイノリティもマジョリティも。

 

一切関係無いのです。

 

 

 

だって、僕らが望むのは「日本人全員が明るく楽しく元気に笑って生きられる世の中にすること」。

 

 

その為の手段のひとつに「結婚」と「結婚式」がある。

そして僕らはその道のプロフェッショナルだということ。

 

 

ただそれだけですからね。

 

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※6月には第三回も開催されます!ご興味ある方は是非!

 

 

世界を恐れるな。ただ自己を恐れよ。

(杉浦重蔵)

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