【言わなくてもいいことを言わない】

またやらかしてますね。

どこぞやの前大臣さん。

 

今度は

「結婚しなくていいという女の人が増えている」

「お子さん、お孫さんには子どもを3人くらい産むようにお願いしてもらいたい」

 

だそうです。

 

 

 

ちなみにこの方、以前には

「(震災の)復興よりも大事(な議員さん,選挙)」

や、五輪選手の病気発覚時には

「がっかりしている」

「盛り下がらないか」

などの発言で大ブレイクし失脚したあの方ですね。

 

 

 

 

念のため断っておきますが、僕は言葉狩りは好きではないし、政治議論をするつもりも毛頭ありませぬ。

 

発言に前後があったことも承知していますし、言葉の言い間違いなどは揚げ足取りもいいところなので気にもなりません。

 

 

とはいえ。

この方は。

多分。

圧倒的に。

 

センスが無いのです。

言葉選びのセンス。

そして「今その発言をすべきかどうか」

いわゆるTPO、状況判断の能力 が圧倒的に欠けていると思わざるを得ません。

 

 

今回の発言も、自分の家族や家庭内、せめて仲間内の酒の席での発言なら笑って済まされたかもしれない。

(この考え方を持っている方は世の中にまだ大勢いるはずです。今回は思想に関してはどうでもいいです。)

 

 

しかし、

「自分が国会議員であること」

そして

「国会議員のパーティの壇上であること」

「マイクを持った状態であること」

 

これらの状況を考えた時に、どう考えても

「今言わんくて良くない?それ。」な発言なのですよ。

 

 

———-

 

そして僕はよく 「大人と子どもの境界線」 について語ることがあるのですが。

 

 

その中の一つに「言わなくてもいいことを言わない」というものがあります。

 

 

逆に言えば、言わなくてもいいこと(余計なこと)を言うてるうちはまだ子ども。

 

「お腹すいた!」

「もう眠い!」

「あのおばさん太ってるね!」

「あのおじさんハゲてるね!」

 

などなど、例を挙げればきりは無いのですが。

 

 

「いや、今そんなことわざわざ言わんでもいいやん。。。」

と思われるような余計なひと言をつい『言いたいから』というだけで放ってしまうのが子どもだと思っているのです。

 

 

自分が放った言霊が。

誰の間をどう潜り抜けて。

どのように伝わって。

世の中にどんな影響を与えるか。

 

 

想像力が欠如したまま、考え無しに放ってしまわれたその言霊。

無責任な放言はやがて誰かを傷つけることにもなります。

 

 

 

例えば僕のこのブログ。

 

徹底的に好き勝手書いてますし、言葉や言い方が丁寧だとは自分でも思っていません。

 

 

しかし、

僅か数百人に読まれているだけのブログだって、

周りまわって誰かの目に止まることもある。

 

それによって、傷付く誰かが生まれてしまう可能性もある。

 

 

言葉のナイフは相手が見えない分、

時に鋭利に誰かを傷つけます。

 

 

文責。

まがりなりにもアウトプットする立場だから、

そしてそのアウトプットが誰でも簡単にできる時代になったからこそ、

 

「言葉のセンス」

 

が過去よりも遥かに問われる時代になっていると思うのです。

 

 

—–

別に今回は政治批判をしたくて書いたわけではありません。

 

このブログを呼んでいただいている皆さんも。

SNSから御覧の皆さんも。

 

インターネットの世界は「誰でもいつでも加害者になり得る」ということを孕んでいるということ。

 

そしてそれを理解できない人は、うかつに発信者側に回らない方が良いということ。

 

 

ゆめゆめお忘れなく。

そして僕自身も自戒として。

 

出来る限り、

「人の為になる言葉」

「人を元気にする言葉」

を使って行けるように。

 

センスを磨きたいと思います。

 

 

 

 

誰かが言いたいことを、自分が言わされる愚を避けよ

(カリン・アイルランド)

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