【何故モテない人たちは同調してしまうのか①】
ウェディング屋さんっぽくないブログ。
ホリデーシーズンや大型連休はプライベートでの集まりが顕著になりますね。
リア充、非リア充なんてくくり方をされがちですが。
例年“世の中が休んでいるときに距離を稼ぐ”タイプの僕はお仕事しかしてないので日本代表レベルの非リア充です。
皆さんご安心を。
とは言え!
それも全て自らが望んでそうしているので一切不平不満は無いんですが。
問題は30代40代の全国モテないブラザーズたちの話。
「自分に近しい人間3人の平均値が自分」
という言い方をすることがあります。
自分を作る要因は周辺環境に起因することが非常に大きく、
特に近い人間を三人集めてみると、
その中央値(良い点も悪い点も含めて3で割った値)にあるのが自分であるという考え方です。
どうですか?
ちょっと思い出してみて下さい。
「そんなことないし!」と思ってみても。
周りからは「あぁ、やっぱり」と思われると思います。
そして人間は同類項に括られるのが最も居心地がよいのです。
かくいう僕も。
一年前の独身時代は、
「30代だけど結婚まだまだ先だぜ!独身謳歌してますウェイ!」
「仕事終わって深夜0時からでも飲んでます!明日の仕事は明日考えますウェイ!」
みたいなカテゴリーにおりまして。
自然と周りもそんな感じだったんですが。
この半年になってみるといつの間にか、
「結婚しました(してます)!けど相も変わらず謳歌してますウェイ!」
みたいな人たちばかりが周囲におるんですね。
不思議なもんで、
「結婚したから仕事も遊びも控えてちゃんと家に帰ってます!マイホームパパですYeah!」
とか。
「結婚は人生の墓場だぜ…毎日仕事と家庭の往復ばかり。俺の快楽はどこにあるんだyo-men!」
みたいな人とは一向に御縁がありません。
これは多分、意図せず意識せずいつのまにか。
本当に自然に周囲には同じような人たちが集まってくるということの代表例なのかなと。
自分で思ったりもするわけです。
さて。表題のお話。
やはり同じように「独身30代40代。女性に一切御縁がございませんウェイ。。。」
みたいな方々も、どうやら同類項で集まってしまうみたいで。
これが良くも悪くも“恋愛格差”を顕著にさせているような気がしてならんのですよね。
良い点としては、「結婚していない」「女性に縁がない」人でも決して肩身の狭い思いをせずにそれぞれのペースで居心地良く生きられるということ。
悪い点は、どれだけ強く「結婚したい!」と願ったとしても。
結局その環境にいるうちは周囲がそんな感じなのでブーストが働かないということ。
そして居心地の良い環境は原則的に人間を怠惰にさせる。ということです。
“ま、これはこれで楽しいからいっか。”
となってしまうんですね。
それも充分わかるんですが。
その場合は65歳位になった時を想像するといいと思います。
そしてこれは。
どうも男性も女性も同じことの様で。
最終的にそんな感じの男性と女性が集まったりするんですが。
その空間には男女の恋愛感情やエロス。
ましてや結婚は発生しません。
なぜでしょう?
答えは、
「フェロモンが出てないから」。
これに尽きると思います。
何度も同じことを言ってますが、恋愛はレベルを上げつつ魔王を倒しに行くRPGと同じ。
普段から恋愛に無頓着で一切異性の目を気にしていないような人たちが集まったとしても、
いきなりそこで「戦闘モード」には入れないのです。
ただなんとなく。
時間は過ぎていき。
空虚な楽しさと家に帰った後の寂しさだけを得続け。
少しずつお互いに年老いていくのです。
そう。
居心地の良い「モテない空間」は。
それくらい危険なのです。
<久しぶりにつづくよ!>
時間の使い方の最も下手なものが、
まずその短さについて苦情をいう。
(ラ・ブリューエール)