【結婚できない若者が増えた本当の理由】
先日18日に政府の発表がありましたね。
「少子化社会対策白書」に伴う意識調査の結果を発表。
本文によると、
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調査は18年12月7~18日、インターネットで実施。このうち結婚を望む20~40代の男女に限定した調査(3980人が回答)で、
結婚していない理由を尋ねたところ
「適当な相手に巡り会わない」が最多の46.8%で、
「結婚資金が足りない」(26.6%)
「異性とうまく付き合えない」(24.0%)が続いた。
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さて、本項でも何度か取り上げている課題店が今回もピックアップされました。
注目すべきは『結婚資金が足りない』
なんと26.6%!!!!!
実に4人に1人が経済的な理由を基に、結婚しない(出来ない)と答えているんですね。
(勿論この中には経済的な理由を言い訳にしている層も一定数いることは織り込み済みですが)
ではここで問題です。
Q:「結婚資金が足りない」と答えた方の中で、“結婚後の生活資金に不安がある”と言う方は果たしてどのくらいの割合でしょうか?
答えは勿論知りません。
誰か調べてくれんかな。
私は再三いろいろな所で言うておりますが。
食費も。
家賃も。
光熱費も。
生活費も。
1人で暮らすよりも家族2人、3人で暮らした方が遥かに効率が良いことは、
太古以来人類は学んでいるはずです。
1人暮らし、ワンルームのコストパフォーマンスの悪さなんざ、今更説明するまでもありません。
では、ここでいう「結婚資金」とは?
もういい加減、メディアや大手結婚情報誌に惑わされるのはやめましょう!
結婚資金。
結婚式を含むその他諸々に数百万円を掛けなければならない時代は終わったのです。
入籍は無料で出来ます。
しかしそれだけじゃ味気ない。
しっかりと衣装を着て。
神社で結婚式を挙げ。
贅沢はせず適度な結婚指輪を交換し。
記念の写真だけは残そう。
これだけでも充分じゃありませんか?
そして(欲をかかなければ)トータル15-20万円程度でも結婚式は充分に可能なんです。
老後の二千万円は無理でも、1ヶ月2万円の貯金を一年間頑張るだけ。
一日700円の貯金を頑張れば、一年後には結婚資金なんて充分に整っているのですよ。
勿論これを夫婦共働きで貯金が出来ればその時間は半分に。
或いはちょっと贅沢な指輪や衣装位選べちゃいます。
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身の丈に合った結婚式を。
身の丈に合った結婚生活を。
現代の20代は僕ら昭和生まれに比べても遥かに堅実です。
ならば後はしっかりと情報を得て、自分たちが納得する形の結婚式を挙げることさえ出来れば。
「結婚(式)が出来ない人をゼロにする」
“こうじゃなけりゃいけない”という既成概念から世の中全体が抜け出すのに時間はかかりますが、
弊社が取り組んでいくべき課題がより一層明確になった今日でした。
金は必要だが、重要ではない。
(ナイト・オン・ザ・プラネット)